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合格者が語るインテリアコーディネーター一次試験に受かる勉強法!教材や難易度は?

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こんにちは!いんたま編集部です。

この記事では、「合格率が低い一次試験対策のポイントが知りたい!」という人に向けて、筆者の実体験をもとに一次試験の出題内容、合格のコツや対策方法などを詳しく解説していきます。筆者が実際に使って合格できた教材も公開します!

これを読んだみなさんが、インテリアコーディネーターに合格しますように!

この記事を書いた人
普段はwebデザイナー。とにかくインテリアコーディネートが好きで、友人からの「資格取ってみたら?」の一言で受験を決意し、その数ヶ月後に一発合格。現在インテリア業界への転職を検討中🪄

  1. インテリアコーディネーター一次試験はどれくらい難しい?
  2. 合格者が徹底解説!一次試験はここに気を付けるべき
  3. 一次試験に受かる勉強法・落ちる勉強法の違い
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インテリアコーディネーター一次試験の概要

まずは、インテリアコーディネーター一次試験の基本的な概要について解説します!

一次試験の受験概要は?

2023年度に実施された最新の受験概要を見てみましょう。一次試験は学科試験で、CBT(テストセンターなどのパソコンで回答する)形式になっています。

試験日2023年9月15日(金)〜10月15日(日)
※受験申込時に希望日時を1つ選択
実施時間120分
試験地全国47都道府県
※受験申込時に希望会場を1つ選択
受験資格年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験は問いません
受験申込期間2023年7月18日(火)〜8月31日(木)まで
受験区分1)基本タイプ(一次試験→二次試験)
受験料:14,850円(税込)
・同一年度内に一次試験と二次試験の両方の受験を希望する方
※一次試験が不合格となった場合、二次試験を受験できません
※受験料の一部返金は行なっておりません。

2)二次試験<一次免除>タイプ(免除制度対象者のみ※1)
受験料:11,550円(税込)
・過去3年以内に一次試験に合格済みで、二次試験のみの受験を希望する方
試験科目学科(解答選択式)※出題・回答は日本語のみ
試験審査の範囲1. インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
2. インテリアコーディネーターの仕事に関すること
3. インテリアの歴史に関すること
4. インテリアコーディネーションの計画に関すること
5. インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
6. インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
7. 環境と設備に関すること
8. インテリアコーディネーションの表現に関すること
9. インテリア関連の法規、規格、制度に関すること
試験の審査基準こちら
持ち物本人確認証(有効期限内の顔写真付きの公的身分証明書等)
(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
※ 姓名、生年月日、顔写真が揃って確認できるもの
※ 電子媒体やコピーは不可
受験室に持ち込めるもの本人確認証、受付でお貸出しする筆記用具、メモ用紙(試験終了後に回収します)
合否判定通知2023年11月15日(水)
初回登録・更新について初回登録料:14,300円(税込)
公益社団法人インテリア産業協会HPより抜粋

受験の流れは?

例年7月半ばに受験申し込み受付が始まるので、8月末までにインターネットで申し込みましょう。同じ年度で一次試験と二次試験を受験する場合は同時に申し込みます。

日程イベント注意事項
2023年7月18日(火)〜
2023年8月31日(木)
受験申し込み受付期間インターネットで申し込み
2023年9月15日(金)〜
2023年10月15日(日)
一次試験CBT(テスト会場のコンピュータでweb受験)
※1ヶ月の期間の中から自分で日程を選択
2023年11月15日(水)一次試験合格発表
2023年12月3日(日)二次試験指定会場で全国一斉受験
2024年2月13日(火)最終合格発表
2023年度(第41回/令和5年度)の試験スケジュール

2024年度のスケジュールが公開されたら本ブログでも更新しますね!

出題内容と採点基準について

出題形式は?

一次試験は選択式の学科試験で、出題数は120分間で36問です(※2022年度までは例年160分間で50問の出題でしたが、2023年度より時間が短縮され、合わせて問題数も削減されました)。出題される問題は設問に合った単語を選択肢から選ぶオーソドックスなものが多いです。例えば、特定の家具のイラストが描かれており、名称・デザイナーの名前・制作年代などを選択させるようなイメージです。時々「5つの説明文の中から完全に正しいもの/誤りを含んでいるものを2つだけ選択する」というようなひっかけ問題も出題され、これが中々難しいです。重箱の隅をつつくような細かい表記に誤りがあったりするので、正誤をきちんと判断するためには正確な知識が求められます。

出題範囲は?

区分制限時間内容
一次試験(知識)120分建築の歴史、建築基準法、建材の種類、色彩計画、照明計画、バリアフリーなどの基礎理論
二次試験(実技)180分①住空間に関してお客様が感じる課題に対してインテリア理論に則り解決法を提案する論文
②お客様の住まいへのこだわりに対して最適な家具の配置や材質や色合わせを提案する製図

普段から家具やインテリアに関心が高い人でも、例えば絨毯の織り方の種類や、壁の中の断熱材の種類、蛇口につながる給水管が家の中をどのように通っているかまで知っているという人は少ないでしょう。インテリアコーディネーター試験では、建築や法律や歴史などの広い領域に対して深い知識が問われます。一度学ぶと、「あのマンションの先端だけ斜めになっているのはこういう理由があったんだ」「家じゅうのあらゆる部分のサイズが人間に最適なように数値化されて決められているのか!」など新鮮な驚きがきっとあると思います。

採点基準は?

明確な基準は発表されていませんが、一般的に一次試験は70〜75%の得点率が合格ラインと言われています。過去問を解いてみた感じだと、点数は各設問に均等に割り振られていて傾斜などはなさそうです。

一次試験が難しい理由は?

一次試験は合格率約30%。選択式の学科試験にもかかわらず、とても低い数字です。

なぜそんなに難しいのでしょうか?それは、試験範囲が膨大すぎるからです。初心者には聞いたことのない専門用語が多すぎて、筆者の場合はテキストを読み進めるのも一苦労でした。

合格するために押さえておくべきポイント

一次試験合格のためのポイント

一次試験合格のために押さえておくべきポイントをまとめました。

・基本的な用語は一問一答で100%正解できるようにインプットしておくこと
・丸暗記だけでなく、歴史や法律であればその時代背景などを関連づけてきちんと理解すること

これらのポイントを押さえて、初心者でも、短期間でも、合格を目指しましょう!

いつから勉強すれば良い?

一般的に、一次試験に必要な勉強時間は200時間と言われています。範囲が膨大かつかなり専門的なので、まずは対策テキストを理解する→問題演習をする→復習する、という流れで確実に知識をつけていきましょう。

具体的な勉強スケジュールについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね!

合格者がおすすめする一次試験勉強法

一次試験対策の基本方針

一次試験はとにかくインプット中心です。ただ、テキストに書いてある説明だけ丸暗記するのではなく、その説明の中にあるわからない単語や関連する情報も書籍やネットで調べて理解しておくことが大事です。例えば、「〇〇は△△時代の有名な建築である」だけではなく、「△△時代には××という法律があったので、その時代の建築は大体□□という特徴を持っている(→同時代の●●という建築もその影響を受けていると推測できる)」というように知識を縦横に広げていくイメージです。

一見遠回りに見えますが、情報を網羅的に理解しておくことで後々の定着度合いや学習スピードも上がります!

【合格者が選ぶ!】一次試験対策おすすめテキスト3選

実際に使ってみて合格できた教材を紹介します。テキスト+分野別予想問題集+過去問の3冊を併用しました。独学の場合はとりあえずこれだけ買えば大丈夫です!

①テキスト:ゼロから知識をインプットする

インテリアコーディネーター合格テキスト 第3版
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー 著
※2024/3時点で第3版が最新です!

■商品説明:◎インテリアコーディネーターの公式ハンドブック上・下巻を1冊で完全網羅!1次試験対策の重点項目を、専門学校現役講師陣の視点で徹底解説しています ◎13,000人以上の卒業生を輩出しているインテリアコーディネートの専門学校「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」が監修。実際の業務に沿った構成だから、頭に入りやすく、覚えやすいのが特徴です。

おすすめポイント
・図や写真が多くて専門知識が理解しやすい!種類が多くてこんがらがるデザイナーズチェアも、一覧表にまとまっていたりして本当にわかりやすかったです。

②分野別問題集:知識をアウトプットして定着させる

インテリアコーディネーター1次試験 予想問題徹底研究2023
HIPS合格対策プロジェクト 編

■商品説明:今年の出題傾向を徹底予想した充実の本試験約5回分の問題を収録。取り組みやすい分野別編集の問題150問に加え、模擬試験1回分を収録。分野別問題では苦手分野を克服し、模擬試験で力試しができます。解説には、文章の意味がよりイメージしやすいように図表を多数掲載しています。「各分野の傾向と対策」「出題数の目安」を掲載。最新の法改正や新規格にもしっかり対応しています。

おすすめポイント
・年度別ではなく分野別なので、「テキストで習った分野に絞って練習したい」「苦手分野だけ集中的に解きたい」など、使い分けやすい
・1ページごとに問題とその下に解説があり、解いた後にすぐ答え合わせができる
・意外と薄いので、机でじっくり勉強する時に広げやすい

③過去問題集:本番形式で実力をチェックする

インテリアコーディネーター資格試験 年度別過去問題集2023年版
HIPS合格対策プロジェクト

■商品説明:1次試験最新4年分を年度別に収録。1ページ1問の見やすいレイアウトです。本試験形式で編集しているため、本番を想定した学習が可能です。コンパクトなので持ち運びにも便利です。

おすすめポイント
・実際の過去問なので、全分野を通して一気に知識をブラッシュアップできる
・薄くてコンパクトで持ち運びやすい!
・勉強序盤〜中盤で解説が手厚いテキストを複数使って確実に知識をインプットし、仕上げの段階ではシンプルさや手軽さを重視する人におすすめ

独学では不安・・・という人は資格講座がおすすめ

勉強範囲が膨大で合格率が低い一次試験では、「1人でゼロから勉強する余裕がない」「初心者なので独学では不安」という人も多いと思います。そんな人はぜひインテリアコーディネーター試験に特化した資格講座も活用してみてください!

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