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【速報】2023年度(第41回)インテリアコーディネーター試験結果

この記事は約5分で読めます。

こんにちは!いんたま編集部です。

2024年3月1日に最新のインテリアコーディネーター試験結果の詳細が発表されました。それに関連してこの記事では、一次試験・二次試験・全体の合格率や受験者の内訳など、これからインテリアコーディネーター試験の受験を考えている人が必須で抑えておくべき情報をわかりやすく解説していきます。

今のうちからしっかり対策して2024年度以降の試験に備えましょう!

この記事を書いた人
普段はwebデザイナー。とにかくインテリアコーディネートが好きで、友人からの「資格取ってみたら?」の一言で受験を決意し、その数ヶ月後に一発合格。現在インテリア業界への転職を検討中🪄

  1. 2023年度結果速報!インテリアコーディネーター試験の受験者数・合格者数・合格率
  2. 合格者の内訳を徹底分析!
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インテリアコーディネーター資格試験とは

結果を見る前に、まずは最新のインテリアコーディネーター試験の概要をおさらいしましょう。最新のスケジュール、試験内容、2023年度からの変更点を解説します。

試験スケジュール

インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が発行している民間資格です。試験は年に1回、決まった時期に行われます。

日程イベント注意事項
2023年7月18日(火)〜
2023年8月31日(木)
受験申し込み受付期間インターネットで申し込み
2023年9月15日(金)〜
2023年10月15日(日)
一次試験CBT(テスト会場のコンピュータでweb受験)
※1ヶ月の期間の中から自分で日程を選択
2023年11月15日(水)一次試験合格発表
2023年12月3日(日)二次試験指定会場で全国一斉受験
2024年2月13日(火)最終合格発表
2023年度(第41回/令和5年度)の試験スケジュール

試験日や申込方法について詳しい解説を見たい方はこちらの記事も参考にしてみてください!

試験の内容

一次試験は120分間の選択式の筆記試験で、建築やインテリアに関する知識が問われます。二次試験は180分間の製図を含む実技試験で、お客様に提案するための実践的なスキルが問われます。

区分制限時間内容
一次試験(知識)120分建築の歴史、建築基準法、建材の種類、色彩計画、照明計画、バリアフリーなどの基礎理論
二次試験(実技)180分①住空間に関してお客様が感じる課題に対してインテリア理論に則り解決法を提案する論文
②お客様の住まいへのこだわりに対して最適な家具の配置や材質や色合わせを提案する製図

2023年度から変更された点

インテリアコーディネーター試験は、2023年度(第41回)から大きく3点変更がありました。以下にその変更点をまとめます。

①受験の申し込みがインターネット限定になった

2023年度から郵送での申し込みは廃止され、インテリア産業協会の公式webサイトでのみ申し込みが可能になりました。

②一次試験がマークシートからCBT方式になった

2023年度からCBT方式(Computer Based Testing)という、テストセンターなどに行って現地のパソコンで回答する方式に変更になりました。

③一次試験の試験時間と出題数が変更された

2023年度から一次試験の試験時間が160分から120分に短縮されました。同時に、出題数は50問から36問に減少となりました。回答時の時間配分や得点率に大きな影響を与える変更なので、必ず押さえておきましょう!

2023年度(第41回)インテリアコーディネーター試験の結果

それでは、気になる結果を見ていきましょう!

受験者数と合格率

全体の合格率と試験ごとの合格率を詳しく紹介します。

全体の合格率は24.9%

最新5年間の受験者数・合格者数・合格率を一覧表にまとめました。

年度受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
2023(第41回)8156203424.9
2022(第40回)8943219324.5
2021(第39回)9935233423.5
2020(第38回)8468204524.1
2019(第37回)7561189625.1
平均8612.62100.424.4
合格率の推移:公益社団法人インテリア産業協会HPを参考に作成

2023年度のインテリアコーディネーター試験は、受験者数8156人のうち合格者数が2034人で、合格率は24.9%でした。今年度は試験方式・出題数・制限時間に変更があったものの、例年とあまり変わらない結果になりました。

一次試験の合格率は35.0%

今年度からCBT方式での実施となった一次試験は、受験者数7746人のうち合格者数が2713人で、合格率は35.0%という結果になりました。去年(2022年度)の一次試験合格率の34.2%から0.8%アップしています。

二次試験の合格率は56.9%

二次試験の受験者数の内訳は、今年度の一次試験に合格した受験者が2241名+一次試験免除者が1336名で計3577名でした。そのうち合格者数は2034名で、合格率は56.9%という結果になりました。

去年(2022年度)の二次試験合格率の57.8%から1%近くダウンしています!

合格者の年齢構成

インテリア産業協会の発表では男女別の年齢構成になっていたので、シンプルに年齢別にまとめ直してみました。

年齢人数構成比(%)
50歳以上22911.3
40〜49歳38318.8
30〜39歳56127.6
25〜29歳46322.8
24歳以下39819.6
合計2034100
公益社団法人インテリア産業協会HPを参考に作成
※構成比は小数第2位を四捨五入

世代ごとで比較すると、30〜39歳の合格者数が最も多くなっています。全体で見ても合格者の約7割が39歳以下なので若い世代の合格者が多いですね。ちなみに最年少合格者は18歳、最年長合格者は71歳だったそうです。

合格者の職業構成

インテリア産業協会の発表の「勤務先の取扱品目別の合格者数」を参考に、建築・インテリア・不動産関連業界かそれ以外か+就業者か非就業者かという観点に絞ってシンプルにまとめてみました。

業界と就業状況人数構成比(%)
①就業者:建築・インテリア・不動産関連業界142870.2
②就業者:それ以外の業界24311.9
③非就業者(学生・無職など)36317.8
合計2034100
公益社団法人インテリア産業協会HPを参考に作成
※構成比は小数第2位を四捨五入

合格者の7割以上が建築・インテリア・不動産関連業界の就業者で圧倒的に多いですね。普段の仕事ですでに新築・リフォーム・住宅設備などに携わっているプロなので納得です。もしかすると、会社から指示があって受験している人も多いかもしれません。一方で、合格者の約3割は未経験から受験し合格しています。実務経験や知識がゼロの状態からでも諦めず勉強すれば合格でき、就職や転職に有利になる資格なので、未経験でも遠慮せず頑張りましょう!

合格するためにはどうすれば良い?

ここまで、インテリアコーディネーター試験の最新の合格率や合格者の内訳について解説してきました。最後に、合格するためには具体的にどうやって勉強すれば良いかを紹介します!

独学で勉強する

独学での受験は本当に大変ですが、コストが圧倒的に安く済んだり時間の自由が利きやすいというメリットもあります。以下の記事では、筆者が一次試験と二次試験に一発で合格した方法や参考図書を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

資格講座を受講する

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