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インテリアコーディネーターの試験勉強時間と超具体的なスケジュール3選!

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こんにちは!いんたま編集部です。

この記事では、これからインテリアコーディネーター試験の受験を考えている人に向けて、合格するために必要な勉強時間や、受験者の忙しさに合わせた具体的なおすすめ試験勉強スケジュールを紹介していきます。

すぐに使えるお役立ち情報が満載なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

この記事を書いた人
普段はwebデザイナー。とにかくインテリアコーディネートが好きで、友人からの「資格取ってみたら?」の一言で受験を決意し、その数ヶ月後に一発合格。現在インテリア業界への転職を検討中🪄

  1. インテリアコーディネーターの試験勉強はどれくらい時間がかかる?
  2. 忙しさ別!超具体的な試験勉強スケジュール
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インテリアコーディネーター資格試験とは

まずは試験の概要から見ていきましょう!

開催時期

インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が発行している民間資格です。資格試験は年に1回のみで、例年9〜12月にかけて行われます。

日程イベント注意事項
2023年7月18日(火)〜
2023年8月31日(木)
受験申し込み受付期間インターネットで申し込み
2023年9月15日(金)〜
2023年10月15日(日)
一次試験CBT(テスト会場のコンピュータでweb受験)
※1ヶ月の期間の中から自分で日程を選択
2023年11月15日(水)一次試験合格発表
2023年12月3日(日)二次試験指定会場で全国一斉受験
2024年2月13日(火)最終合格発表
2023年度(第41回/令和5年度)の試験スケジュール

試験内容

一次試験は120分間の選択式の筆記試験で、建築やインテリアに関する知識が問われます。二次試験は180分間の製図を含む実技試験で、お客様に提案するための実践的なスキルが問われます。

区分制限時間内容
一次試験(知識)120分建築の歴史、建築基準法、建材の種類、色彩計画、照明計画、バリアフリーなどの基礎理論
二次試験(実技)180分①住空間に関してお客様が感じる課題に対してインテリア理論に則り解決法を提案する論文
②お客様の住まいへのこだわりに対して最適な家具の配置や材質や色合わせを提案する製図

インテリアコーディネーター合格に必要な勉強時間は?

建築業界未経験の初心者がインテリアコーディネーター試験を受験する場合、一般的に300時間の勉強量が目安と言われています。内訳は、一次試験に200時間+二次試験に100時間です。

一次試験対策に200時間かかる理由は?

一次試験では、建築や法律など関連知識のインプットがメインになります。前述したようにこの出題範囲がめちゃくちゃ膨大なので、対策テキスト1冊を全部理解するのが結構ハードです。そこから問題演習をして、間違えた部分をきちんと復習して・・・とやっていると、思ったより時間がかかるのです。

実際に受験した身からしても、200時間は納得の長さです!

具体的な一次試験対策法については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!

二次試験対策に100時間かかる理由は?

二次試験では、これまで詰め込んだ専門知識をアウトプットするために、論文やプレゼンテーション(製図)の対策が必要になりますが、ほぼ製図対策に時間がかかるといっても過言ではないでしょう。製図では出題される図面のパターンが決まっています。一般的には「平面図」「展開図」「断面図」「アイソメ図」「家具図」「パース図」の6種類について「このパターンで出題されたらこう描く」という方法論を定着させることになります。初心者にとっては手順を覚えるだけでもなかなか一苦労なので、とにかく何度も繰り返し描くしかありません。

具体的な二次試験対策法については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!

インテリアコーディネーターの勉強スケジュールの立て方

必要な勉強時間がわかったところで、具体的なスケジュールの立て方について解説していきます。受験者個々人の忙しさによって勉強スケジュールは変わってくるので、忙しさを3段階に分けてモデルスケジュールを考えてみました。いつから勉強を始めたら良いのか考える上で参考になれば幸いです!

忙しさ目安の勉強時間
①時間にかなり余裕がある人毎日7時間(週49時間)
②少しだけ余裕がある人平日2時間(週10時間)
③ほとんど余裕がない人休日4時間(週8時間)

とは言っても、実際毎日欠かさずこの勉強時間を確保することは難しいと思います。そんな時でも自分を責めないでくださいね。「今日はあまり勉強できなかった分、明日は多めに時間を取る」「来週は旅行だから今週のうちに倍勉強しておく!」など、バランスを調整して無理なく頑張りましょう!

①時間にかなり余裕がある人向けのスケジュール

平日も休日も毎日7時間程度確保できる人の場合、結論として勉強開始は9月頭でもOKです。(※受験申込は8月中に済ませましょう)

勉強日数の算出

まずは、理想の勉強日数を算出してみました。

・一次試験:200時間÷7時間=29日
・二次試験:100時間÷7時間=15日

しかし、完璧にこの計画通りに行くとは限りません。一次試験は範囲が膨大なので得意領域・苦手領域がはっきり出やすく、なるべく苦手領域を潰せるように復習しようとするとプラス7日ぐらいはみておいた方が良いと思います。二次試験も、初心者にはハードルが高い製図を何種類もマスターしなければいけないので、余裕を持ったスケジュールにしておくと安心です。さらに、土日は予定が入ることも多いし、たまには休んでリフレッシュしたい・・・と考えると、両方ともプラス7日ぐらいはみておいて、一次試験で1.5ヶ月+二次試験で1ヶ月ですね。

モデルスケジュールはこちら

こちらは筆者が実際に受験したときのスケジュールです。

区分9月頭10月半ば10月末11月半ば12月頭
一次試験勉強開始試験当日の昼まで勉強合格発表
二次試験勉強開始試験前日まで勉強

受験申し込みがギリギリだったのでスケジュールもかなりタイトでハードでしたが、短期集中で一発合格を目指す人は参考にしてみてください!ポイントは、一次試験の受験日を選べる中での最終日にしたことと一次試験の合格発表を待たずにすぐ二次試験勉強を始めたことによって、タイトな中でも勉強時間を最大化できたことです。

②少しだけ余裕がある人向けのスケジュール

平日に仕事前後の2時間程度を勉強に充てられる人の場合、結論としておすすめの勉強開始時期は4月半ばです。

勉強日数の算出

まずは、理想の勉強日数を算出してみました。

・一次試験:200時間÷2時間=100日(※平日だけ)
・二次試験:100時間÷2時間=50日(※平日だけ)

ちなみに上記は平日だけをぎゅっと詰めた想定です。土日も含めるとトータルの勉強期間は1.4倍になるので、一次試験で5ヶ月+二次試験で2.5ヶ月ですね。平日の計画が崩れた場合は隙間の土日をリカバリーに充てられると考えて、それ以上の日数は追加していません。

モデルスケジュールはこちら

上記を参考にモデルスケジュールを作成しました。

区分4月半ば9月半ば11月半ば12月頭
一次試験勉強開始試験日合格発表
二次試験勉強開始試験日

ポイントは、一次試験の受験日はなるべく早い日を選ぶことと一次試験の合格発表を待たずにすぐ二次試験勉強を始めることです。これで、一次試験で5ヶ月+二次試験で2.5ヶ月の勉強時間が確保でき、一次試験と二次試験の勉強期間も被りません。

③ほとんど余裕がない人向けのスケジュール

「毎日朝から晩まで仕事がある」「家事や育児と両立しなければならない・・・」など、さまざまな事情があって平日に勉強時間を全く取れない人もいると思います。そんな人は、休日にまとめて学習を進めましょう!休日だけ4時間程度確保できる人の場合、結論としておすすめの勉強開始時期は2月頭です。

勉強日数の算出

まずは、理想の勉強日数を算出してみました。

・一次試験:200時間÷4時間=50日(※休日だけ)
・二次試験:100時間÷4時間=25日(※休日だけ)

ちなみに上記は休日だけをぎゅっと詰めた想定です。平日も含めるとトータルの勉強期間は3.5倍になるので、一次試験で6ヶ月+二次試験で3ヶ月ですね。休日の計画が崩れた場合も平日をリカバリーに充てられないくらい忙しい人だとすると、両方ともプラス1ヶ月ぐらいはみておいた方が良いでしょう。

モデルスケジュールはこちら

上記を参考にモデルスケジュールを作成しました。

区分2月頭7月後半9月前半9月半ば11月半ば12月頭
一次試験勉強開始集中試験日合格発表
二次試験勉強開始試験日

実はこのモデルスケジュールでは、一次試験・二次試験ともに勉強開始を想定よりもさらに2週間前倒ししています。これは、一次試験と二次試験の勉強期間が長くてどうしても被ってしまう中で、一次試験直前の2週間は一次試験だけに集中して復習する時間を設けた方が良いからです(=その間二次試験勉強は中断してOK)。これで、一次試験で7ヶ月+二次試験で4ヶ月の勉強時間が確保できます。

おまけ:スケジュール通りに勉強を進めるコツ

勉強量が多く期間も長くなりがちなインテリアコーディネーター試験ですが、最初に立てたスケジュール通りに勉強を進めるにはどうすれば良いのでしょうか?筆者の経験談をもとにコツを紹介します。

とにかく進捗を可視化する

筆者は勉強期間中、スプレッドシートに簡単なカレンダーを作成して毎日の勉強目標と実績を記入していました。テキストや問題集ごとに行を増やして、それぞれの進捗をページ数で記入していくと、自分がどこまで進んでいるのかが可視化できます。それによって、「今日は進みが良くてもう目標を達成したから、明日の自分のためにあと2ページだけ追加で勉強しておこうかな」など前向きな気持ちになれたり、逆に進みが悪い日は「明日取り返すぞ!」と健全な焦りを感じることができました。

例え進捗が悪くても自分を責めない

とはいえ、完璧に計画通りに勉強を進められていたわけではありません。突発的な遊びのお誘いがあれば「勉強の息抜き」と言い訳してそっちを優先していたし(笑)、インテリアコーディネーターを受験するかどうかを決める前から予定していた旅行(1週間)もしっかり楽しんできました。1日単位で進捗が合わなければ、1週間単位や2週間単位で帳尻を合わせれば良いのです。

短期的な進捗の良し悪しよりも、長期的に勉強を続けられることの方が大事です!

合格するためにはどうすれば良い?

ここまで、インテリアコーディネーター試験の勉強時間や、無理なく勉強するためのスケジュールの立て方について解説してきました。最後に、具体的にどうやって勉強すれば良いかを紹介します!

独学で勉強する

独学での受験は本当に大変ですが、コストが圧倒的に安く済んだり時間の自由が利きやすいというメリットもあります。以下の記事では、筆者が一次試験と二次試験に一発で合格した方法や参考図書を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

資格講座を受講する

自分でスケジュールを立てたり勉強時間を確保するのが難しい人も少なくないと思います。そんな人には、自分に合う勉強スケジュールやカリキュラムや教材を丸ごと決めてくれる資格講座がおすすめです。

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