こんにちは!いんたま編集部です。
この記事では「インテリアコーディネーターの資格を取りたいけど、どの通信講座がいいのか分からない…」とお悩みの方のために、厳選した7つの講座を徹底比較しました。

この記事を書いた人
普段はwebデザイナー。とにかくインテリアコーディネートが好きで、友人からの「資格取ってみたら?」の一言で受験を決意し、その数ヶ月後に一発合格。現在インテリア業界への転職を検討中🪄
通信講座選びで失敗しないための3つのポイント
ここからは、資格講座の具体的な選び方について解説していきます。まずはこの3つのポイントを押さえて比較してみましょう!
①自分に合った学習形式を選ぶ
資格講座の形式は、大きく分けて「対面授業」「オンライン授業」「半独学」の3種類があります。
対面授業
対面授業の場合は、学校のように教室で直接指導を受けることができるので、講師にその場で質問ができたり、同じ目標に向かって頑張る仲間と交流しやすいというメリットがあります。周りに人がいるのでだらけてしまうこともありません。一方で、開催エリアが大都市圏に限られていたり拘束時間が長かったりするため、地方在住の人や、決まった時間に決まった場所にいるのが難しい人には向かないかもしれません。
オンライン授業
オンライン授業の場合は、パソコンなどの通信機器さえあれば、場所を選ばず気軽に授業を受けられるというメリットがあります。近くに対面授業の教室がない人や、「授業は受けたいけど通学するのは面倒・・・」という人におすすめです。
半独学
進研ゼミ+解説動画みたいな感じ!と言うとイメージが沸きやすいかもしれません。講座側がカリキュラムを組んで教材も用意してくれるので、それに従って自分で学習を進める形式です。スキマ時間を使って自分のペースで学習を進めたい人におすすめです。直接の授業はないけれど、だからと言ってサポートが手薄というわけではないので(講師に質問できたりする)、講座の内容を確認してみましょう。価格も対面授業やオンライン授業に比べると安価なことが多いです。
②内容を比較する
次に講座の内容ですが、一次試験から二次試験まで通して対策している講座や二次試験の製図対策だけに特化した講座などさまざまです。「二次試験対策だけ受講したいのに、一次試験も入ったパックで申し込んで高額になった・・・!」なんてことのないように、自分に必要な内容を無駄なくカバーできているかどうか確認して申し込みましょう。教材のクオリティや担当講師のレベルなども比較の上で重要なポイントになります。
③料金を比較する
料金は各講座で数万円単位のばらつきがあります。自分の予算に合わせて慎重に選びましょう。また、高ければ良い・安ければ悪いと一概に言えるわけではありません。「高額でも良いので初心者へのサポートが手厚い通学講座を受講したい」「ある程度知識があるので低価格でサクッと学べるコースが良い」など、具体的にどれくらいの水準を求めるか考えたうえで妥当な金額かどうかを見極めるのがおすすめです。
インテリアコーディネーターのおすすめ資格講座7選を比較
こちらに、いんたま編集部おすすめの資格講座7選を表でまとめてみました!一次試験・二次試験どこまで受講するかでも値段が大きく変わるので、気になる講座はリンク先から詳細をチェックしてみてください。
運営元 | 形式 | 料金の目安 |
---|---|---|
HIPS | 対面授業 / オンライン授業 | 15〜39万円 |
ハウジングインテリアカレッジ | オンライン授業 / 半独学 | 3〜30万円 |
日建学院 | 半独学 | 275,000円 |
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー | オンライン授業 | 94,600円+別途テキスト代 |
ユーキャン | 半独学 | 59,000円〜 |
ココスク | 半独学 | 19,800〜49,500円 |
オンスク.JP | 半独学 | 月額1,078円〜 |
各講座を詳しく見てみよう
プロによる講座でしっかり学びたいなら「HIPS」

HIPSはテキストやオリジナル問題集などの書籍も有名で、講座を受けてないけど書店で教材は買ったという人も多いはず。筆者は一次試験対策にHIPSの予想問題を購入しました!
特徴
・30年のノウハウをもとに、現役活躍中の講師がわかりやすく解説する講座
・合格保証制度、振替制度などバックアップも充実している
オンラインで柔軟かつ手厚いサポートを受けたいなら「ハウジングインテリアカレッジ」

毎年多くの合格者を輩出し続けているハウジングインテリアカレッジの通信講座は、「柔軟な学習スタイル」「オリジナル教材」「丁寧な添削」「わかりやすいメールサポート」などおすすめポイントがたくさんあります。
一次試験・二次試験をセットで対策できる講座と、二次試験専門の対策講座に分かれていて、それぞれに動画視聴タイプ(通信講座)とオンライン授業タイプがあり、全部で4パターンから自分にあった講座を選んで受講することができます。
特徴
・資格試験の運営元である公益社団法人インテリア産業協会の支部事務局を運営している「住宅デザイン研究所」による講座
・インテリアコーディネーター資格発足当時から毎年多くの合格者を輩出し続けている
・メール相談が何回でも無料
・数万円割引になるキャンペーンも?!
しっかり時間をかけて一次試験対策をしたいなら「日建学院」

インテリアコ-ディネーターの合格実績に定評のあるインテリアスクールHIPSと日建学院が共同開発した、一次試験対策に特化した講座です。約8ヵ月で全35回の講義動画を視聴しながら自分でテキストを進めます。
特徴
・創業50年以上!合格実績にこだわる日建学院の講座で安心
・HIPSのオリジナルテキストが含まれています
短期集中で一次試験対策をしたいなら「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」

試験対策のテキストも発行している「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」が主催する、一次試験対策に特化した通信講座です。Zoomで全20回(各回90分)のオンライン講座を受けながら、アーカイブ配信で復習するスタイルです。
特徴
・公式ハンドブックを活用した講座なので、初めて勉強する方も安心
・リアルタイムで受講できないときは翌日以降に配信されるアーカイブ授業動画で受講できる
自分のペースで勉強したいなら「ユーキャン」

言わずと知れた資格スクール大手のユーキャン。自分に合った勉強スケジュールを提案してくれるので、それに合わせてユーキャンオリジナルの教材を進める形式です。講座と独学の良いとこどりで、ある程度柔軟なスケジュールで勉強したい人におすすめです。
特徴
・30年以上の開講実績!
・過去問を徹底的に分析して作られた、効率よく学べるオリジナルテキスト
・10回まで添削指導あり
・1日3回まで質問できる
スマホで効率よく勉強したいなら「ココスク」

講義動画を視聴しながら自分でテキストや課題を進めます。過去問10年分以上を徹底的に分析して作成した動画や問題演習で効率よく学べる講座です。
特徴
・大手ハウスメーカーや大手資格試験予備校での勤務経験が長いスタッフが多数在籍
・忙しくて学習が間に合わなかった方は受講を1年延長! 1・2次合わせて最長3年受講可能
資格講座が定額受け放題!サクッと学びたいならオンスク.JP

オンスク.JPの講座は、資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義ムービーや、過去問を徹底分析した問題演習機能などがあり、スマホやPCなどで場所を問わず講座を受けることができるのでおすすめです。オンスク.JPも講座と独学の良いとこどりですね。
そのままでもかなり低価格ですが、合格お祝い金がキャッシュバックされるお得なキャンペーンもあるようです!
特徴
・累計50万部突破の定番入門書『スッキリわかる インテリアコーディネーター 一次試験』に完全準拠
・インプット→アウトプットのサイクルを回し知識が定着しやすいように工夫された構成
・進捗度がリアルタイムでわかり、自分のペースで勉強を進められる
まとめ
質の高い授業や充実したサポートを受けられるなど、資格講座を使ってインテリアコーディネーター試験を受験するメリットはたくさんあります。形式、内容、料金といったポイントから自分に合った資格講座を選びましょう。
みなさんが良い資格講座に出会えますように!
インテリアコーディネーター試験の基本情報と難易度
インテリアコーディネーター試験について正しく理解しておきましょう。この資格の難易度や試験内容を知ることで、適切な学習計画が立てられます。
インテリアコーディネーターとは?
インテリアコーディネーターは、「建築やインテリアデザインに関する幅広い知識を持ち、住宅や商業施設などの空間をコーディネートする専門家」です。インテリアという名前から想像する以上に業務範囲は広く、資格を取るのも結構難しいのです。

家具のコーディネートだけかと思いきや、建材や法律などの知識が必要です!
試験内容と難易度
試験の構成
インテリアコーディネーターの試験は、一次試験と二次試験から構成されています。
・一次試験:インテリアや建築の専門知識を問う学科試験(120分・CBT方式)
・二次試験:論文と製図の実技試験(180分)
難易度
- 合格率:約24%(例年9,000人が受験)
- 必要勉強時間:約300時間が目安
- 特徴:建材、色彩、照明計画など幅広い知識が必要

業界未経験の私でも、適切な学習方法と講座選びで一発合格できました。合格のコツは、広範囲に及ぶ試験範囲を効率よく学べる環境を整えることです。特に二次試験の製図対策は早めに始めるのがおすすめです。
通信講座VS独学|選ぶべきなのはどっち?
インテリアコーディネーターの資格取得を目指す際、「通信講座を受講すべきか」「独学で挑戦すべきか」という選択に迷う方向けに、比較表を作りました。参考にしてみてください。
通信講座VS独学の比較表
観点 | 通信講座 | 独学 |
---|---|---|
教材の質 | ◎ プロの講師による正確な知識 | ○ 試験範囲をカバーした市販の参考書で対応可能 |
学習の進めやすさ | ◎ 最適化されたカリキュラムに沿って進めるので、迷いなく進められる | ○ 自ら計画できる場合は問題ない |
製図対策 | ○ サービスによっては専門的な指導と添削あり | △ 解答例を見ながら自己採点する必要あり |
費用 | △ 高額(4万円〜30万円程度) | ◎ 教材費のみで済む(安価) |
こんな人は通信講座がおすすめ!
以下の特徴に当てはまる方は、独学よりも通信講座の受講をおすすめします。
- 初めての資格学習で不安がある方
- 効率よく確実に合格したい方
- 仕事や家事で忙しく、自分で学習計画を立てる時間がない方
- 製図の経験がない方
- 質問できる環境が欲しい方

業界未経験の場合や、特に二次試験の製図対策が不安な方は、通信講座の利用がおすすめです。一方、関連知識がある方や、自己管理が得意な方は独学でも十分挑戦できます。不安な場合は、合格保証付きの講座を選ぶと安心です。
逆に独学が向いている人の特徴はこちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてくだい!